
2024年7月、私は懸賞で当選した100万円を活用して人生で初めて投資に挑戦しました。
最初は「投資って怖い…」っていうイメージしかなかったけど、勇気を出して現物取引をスタート。
開始直後でまだ取引の操作方法すら怪しい状態の中、あの歴史に残るような2024年8月の大暴落に巻き込まれ、1週間で私の証券口座は崩壊。。。
いきなり投資生活が終わってしまったかと落ち込んだけど、半年かけて資産はなんとか復活。さあこれから再出発!という2025年の4月、私の資産に再び悪夢の大暴落が直撃。。。
こうやって相場の動きに翻弄されて、一体いつになったら安定して利益が出せるようになるのか想像もできない毎日だけど、その変化が楽しくて投資生活を続けています。
微益でもコツコツ利確したいタイプ
私は小さな頃から小銭が少しでもあるとコツコツ貯金をしてきたタイプの人なので、性格的に「少しでも利益が出たら早めに利確」したくなってしまいます。
効率よく資産を増やすためには「利益を出来るだけ伸ばしたほうがいい」と分かっていても、これまでのトレードを振り返ってみると、数百円の利益で終わっているトレードが大半。
そんな自分の性格は直そうと思ってもそう簡単に直せることではないので、この私の性格を活かして、小さな利確を何度も積み重ねることでそこそこの利益を生み出すことはできないかなと考えました。
しかし、今挑戦している「現物取引」では制度上そのトレードは実現できないことが判明。
現物取引の制限
『現物取引』には「同じ銘柄は同じ資金で1日に1回しか売買できない」という制限があります。
この制限があるため、資金の少ない私には1日に何度も同じ銘柄でトレードに挑戦することができません。
「信用取引」なら、同一銘柄の繰り返し売買が可能
そんなある日、ふとしたきっかけで「信用取引」というサービスを利用すれば、 同じ銘柄でも制限なく何度でも売買できる ということを知りました。これは私のコツコツトレードにピッタリかも…と思って、信用取引のメリット・デメリットについて調べてみました。
信用取引のメリット
- 同一銘柄の繰り返し売買が可能
- 少ない資金でも大きな取引ができる(レバレッジ)
- 株価が下がると利益になる「空売り」ができる
- 配当や株主優待の取得にも活用できる(つなぎ売り)
信用取引のデメリット
- レバレッジを掛けるほど損失も大きくなりやすい
- 金利や貸株料などのコストが発生する
- 返済期限(原則6ヶ月以内)がある
- 追証リスクがあり、精神的なプレッシャーが大きい
いろんなメリットがあったけど、同一銘柄を何度でも取引できるっていうのが一番魅力的です。
・・・だけど、「信用取引」ってなんか怖いイメージがあるけど大丈夫なのかな??
信用取引ってやっぱり怖い?
ネットやSNSで信用取引について検索してみると、「危険」「やめとけ」「借金」「破産」「人生終了」みたいなネガティブワードが並んでいてひたすら怖いです。私もそんな印象しかない。
でも、なぜ信用取引が危険なのかをもう少し深く調べてみると、その理由が見えてきました。
信用取引が危険と言われる理由
危険だと言われている一番の理由は、レバレッジ取引によって「元本以上の損失」が出る可能性があるからです。
例えば、自己資金が100万円でも、信用取引なら資金を借りて300万円分以上(約3.3倍)の株を買うことができます。これが「レバレッジ(てこの原理)」です。
レバレッジを掛けた状態で利益が出れば大きな利益になりますが、その状態で株価が暴落すると、持っていた資産以上の損失が出ることがあります。(100万円しかないのに200万円の損失になるなど)
さらに、株価が下がると利益になる「空売り」では、想定通り株価が下がれば利益になりますが、想定外に暴騰すると「株価はどこまでも上がる可能性がある」ので、理論上は損失が無限大になるという恐ろしい一面も…。(100円の株価は限界まで下がっても1円にしかならないけど、上がる時は10,000円になることも可能)
つまり、信用取引は「便利な道具」だけど、「車」や「包丁」と同じで、使い方を間違えると大事故につながるというわけです。
そんな中見つけた、初心者向けの「はじめて信用」
繰り返し取引は利用したいけれど、レバレッジとか空売りはやっぱり怖いなーと思っていたところに見つけたのが、SBI証券の「はじめて信用」というサービス。
これ、信用取引のリスクを抑えつつ、私のやりたかった「同一銘柄の繰り返し売買」ができるという、まさに初心者向けの取引方法なんです!
「はじめて信用」とは
はじめて信用とはSBI証券が提供する初心者向けの信用取引サービス。
はじめて信用のメリットや特徴
- 同一銘柄の繰り返し取引が可能
- レバレッジは不可(自己資金以上の損失が出ないので借金にならない)
- 建玉上限が500万円まで(過剰な取引を防げる)
- 空売りも可能で、下げ相場でも利益を出せる
- つなぎ売りで優待取りにも使える
はじめて信用のデメリット
- レバレッジが使えないので大きな利益は出しにくい
- 通常の信用取引よりも機能が制限されている
- 金利や貸株料などのコストがかかる
信用取引のメリットだけを安全に利用
こんな感じで、私のやりたかった「同一銘柄の繰り返し売買」は利用できるけど、信用取引が危険と言われる「レバレッジ取引」ができないようになっているので、私のような「微益をコツコツ積み上げたい」タイプにはかなり相性が良さそうなサービスだと考えています。
恐ろしいイメージしかなかった信用取引だけど、今回その仕組みやメリット・デメリットを勉強することで、信用取引の便利さを理解できて不安もかなり和らぎました。
仕組みをしっかり理解した上で上手に使いこなせれば、信用取引は資産形成の心強い味方になってくれるはずなので、この「はじめて信用」を利用して、私は信用取引デビューしてみようと思います♪